Profile
2021年、新卒で入社した大手SIを辞めて、株式会社ネットマーケティング(現・Macbee PlanetグループのAll Ads)に転じる。前職時代、自学でWebアプリケーションづくりに没頭。腕を上げ、転職の機会をうかがっている時に同社を知る。面接で会う人、会う人、みんな仕事が楽しそう。最終面接は現・社長の靱江(うつぼえ)。「広告業界って実は結構古いんだけど、僕らは面白いことをやっていくから」。その言葉を聞いて、心に火がついた。趣味はカレー屋巡りとJ-POP系バンドでギターを弾きまくること。
存在感皆無だった中途入社エンジニアが、
コンサルタントから頼られる相棒になった瞬間。
実は、出だしから凹むことがありました。私が現・All Ads(オルアズ)に入社したのは2021年1月で、コロナ禍真っ只中のタイミング。研修もOJTも基本はリモート実施でした。だからか、エンジニア以外からは自分の存在が認識されていなかった。リアル出社が解禁されてデスクで仕事をしていても、コンサルタントの人たちは誰も声をかけてくれない。『えっ、誰?』って感じて見られていました。でも、社内のイベントに参加したり、業務で会話したりするうちに、自然と打ち解けていきました。もちろん、今は皆さんと楽しくやっているので大丈夫です(笑)。
初仕事は、コンサルタントが使う営業管理システムの改修案件で、管理画面に新たなメニューを追加するというもの。「今、どんなメディアで、どんなWeb広告が出稿されているか」が網羅されたAPI情報に、管理画面上からワンクリックでアクセスできるようにしました。例えば商談中に、わざわざそこのサイトに行って別ウィンドウを立ち上げる手間が省けるし、運用計画を考える際にも使い勝手は格段に向上します。カットオーバー後、「使いやすくなったジャン」とみんなから肩を叩かれて、ずっとニヤケ顔になってしまいました。
エンジニアとしてもプロダクトマネージャーとしても
まだまだバージョンアップしていきたい!
今は、PdM(プロダクトマネージャー)兼エンジニアとして、社内だけではなく社外システムの新規開発や保守運用に携わっています。「エンジニア」としては、単に機能性や利便性といったスペック面の向上だけではなく、人が愛着を持って使いたくなるようなUI/UXを追求したいし、そのために心理学や人間工学の知見も貪欲に取り込んでいます。「PdM」としては、
事業のKPI達成に技術的に貢献できるプロダクト開発をリーダーとして牽引する、そんな存在になっていきたいですね。
進行中の「One tag開発プロジェクト」は、その初めの一歩になると思っています。「One tag」とは、簡単に言えば、広告効果測定のためにあらゆる場所に埋め込まれているタグを、一つのタグ=「One tag」に集約すること。煩雑になり過ぎたタグ管理の手間を解消し、スムーズ効果測定を実現します。こうなれば、業務効率やマーケティング計画の精度面が一気に上がりますし、クライアントもメディアも、もちろん私たちもみんなハッピーになるわけです。PdMとしての価値発揮のしどころです。
“One Macbee”へ。
ジョインして広がった視野と可能性。
2023年3月、私たちの会社はMacbee Planetにグループインしました。エンジニアサイドは歓迎ムードでしたし、自分もそうでした。すぐに人的交流も含めた共同体制の動きが始まって、その年の夏には鎌倉で2泊3日の開発合宿も開かれました。All Ads側は私も含めて4名が参加し、Macbee Planet側も同じく4名。発案者の露木CTOがファシリテーターという陣容でした。そこでは、今後の具体的な戦略であったりとかエンジニアの在り方であったりとか、さまざまな議論が活発になされ親近感やモチベーションはグッと上がりましたね。今でも週に1回、エンジニア勉強会が開催されていまして、こうした学び合う姿勢はしっかりと社内に根付き始めています。
中長期観点で自分がやってみたいことは、既存のプロダクトと新たに開発するプロダクトをプロジェクト横断的に組み合わせて、会社の成長に貢献していくこと。結果、自らがテクノロジーで会社を進化させることで、広告業界全体をバージョンアップしていく。そんな役割を担っていけたら最高です。