Profile
広告業界で働きたい。動機はライトながら、しっかりデジタルマーケティング会社から内定を獲得。2015年4月、新卒で入社する。ハードな新規営業を経験後、広告運用セクションで6年間勤務する。特に転職意向はなかったが、元先輩(現上司)に誘われ気持ちが揺らぐ。もう一度彼と働きたい。それが決定打となり、2021年、Macbee Planetへ。入社後はコンサルタントとして、堅実かつロジカルな提案で成果を上げ続け、2023年末にマネージャーに昇格する。趣味はカメラで、フィルムも扱う本格派。その他、テニス、ボルダリングとプライベートは積極派。長期休暇では、前職で知り合った奥様と旅行を楽しむ。

成果コミット力を活かして、いざ新天地へ。
しかし結果がまったくついてこない…。
前職では中小企業の広告運用を担当することが多かったんです。広告費も大抵は月間数十万円程度。でもはっきり言って、大手クライアントと1000万円の仕事をするよりも重圧感は強かった。彼らにとってはものすごい決意のいる投資で、広告成果が経営を左右するくらいのインパクトを持つわけです。当たり前ですが成果には非常にシビア。だから、こちらも必死になる。この切り口で分析を行えばポジティブに捉えてもらえそうとか、どんな手を打てばよりコンバージョンするのかとか、とにかく成果創出にはコミットしまくりました。そこに対する実行力やPDCA力は相当鍛えられたと思います。図らずもMacbee Planetは、成果報酬型のLTVマーケティングでクライアントROIの最適化を支援する企業グループ。私自身、成果に対するコミット意識は、違和感なくここでも発揮できていると思います。
そんな私でしたが、実は入社当時、なかなか結果が出なかった。さまざまな新規案件を担当させていただいたものの、ことごとく売り上げが伸びない。お客様からも「Mさんは伝書鳩みたいですね」など、きついお叱りを受けたりもしました。このままじゃいけない…。相当焦り始めていたタイミングで、あるクライアントを担当することになったんです。それが私にとっての転機となりました。
先手、緻密、要望以上の分析・提案を。
自らの成功体験を、勝ちパターンに昇華する。
クライアントは教育関連サービスを展開している企業で、他社からリプレイスした案件でした。そこに私が新任コンサルタントとして入ったのです。もちろんミッションは売上・利益の拡大。スタート時の案件規模は今ほど大きくはありませんでしたが、プレッシャーは大きかったですね。しかも先方担当の方が数字に関しても、アウトプットに関しても、とにかくすべてに細かいのです。一向に仕事が前に進まない。ここで私の反骨精神のスイッチが入ります(笑)。「よし、この方の細かさを上回る“圧倒的緻密さ”で全部、打ち返していこう」、そう決めました。
定例報告会のレポーティングでもメールの返信でも、先方が気にされるであろうポイントや求められる数字、打ち手の論拠等、考えうるものすべてに対し先手でアンサーを用意して臨みました。すると、自分の意見や提案が通るようになり、徐々に認められていっている手ごたえを感じるようになりました。結果もついてきます。約1年をかけて、売上・利益を15倍超に伸ばすことができたのです。
相手の期待や要望に応える、ではなく、遙かに超えていくこと。これさえできれば必ずや信頼は勝ち取れる。そして高い成果が上げられる。そんな、かけがえのない気づきもたらしてくれた忘れ難い仕事となりました。

さまざまな個性が活きる、
自由でワクワクできる組織づくりにコミット。
その後は、自ら掴み取った“勝ち筋”をサボらず地道に実践することで、着実に結果を出せるようになりました。そして2023年11月、マネージャーに昇格。チームの業績向上もさることながら、2人のメンバーの成長に気を配っています。どんなふうに働きたいのか?どうなりたいのか?という、メンバーそれぞれの志向や価値観をしっかり把握した上で、その実現のためのアクションプランを一緒に考える。そんなやり方です。公私含め、楽しく充実した人生を送って欲しいじゃないですか!
あと、これからのチームづくりを考えた時、チャレンジャブルで貪欲な人、いわゆる攻撃型人材はぜひ欲しいですね。自分は堅実・守備タイプなので、違う強みが組み合わさった多様性ある組織運営を目指していきます。